どれくらい高望みをするべきか
アザラシの志望校を考えていて、ムズカシイな…と思うことがあります。
アザラシの現状の志望校は、現状ではムリをして成績を上げなければ届かないような学校ではありません。
もちろん、秋からの本気模試の結果によってはウカウカとしていられないかもしれませんが。
中学受験では、持ち偏差値プラス5~10くらいの学校を第1志望に据えて、上を見ながら成績を上げていく…というのが塾が示すスタンダードな手法だと思います。
偏差値表を食い入るように眺めて上を目指すお子さんの話も聞いたりしますが、
アザラシはやる気も欲もあまりないので、上記の手法は効き目ナシです💦
偏差値表もほぼ見たことありません…。
それでもアザラシが「高望みをして成績を上げなくていいか!?」というのは志望校を考えるときに、ときどき頭をもたげます。
「もっと高い学校にうまく誘導すれば、引っ張られて成績が上がるのでは!?」という思いは、もはや親の煩悩というか欲なのでしょうか?
だんだん、そもそも成績を上げなくてはならないのかよくわからなくなってきます(迷走し過ぎ!?)
ただ、お姉ちゃんの受験経験や知り合いの様子など、何十人かの様子を見聞きしていると、入学後の成績についても考えます。
中学受験で「まさかの合格」は「まさか」なので少数ですが、「まさか」じゃなくてもギリギリで合格したであろう子は、やはり入学後成績不振との闘いに突入していく子が多いな…という印象です。
一方、それはあくまで傾向の話でもあります。
私自身も約30年前、補欠合格で私立中学に入学しました。
案の定中1・中2はかなり成績下位。呼び出しを受けることもアリ。
でも中3のときに「もっと勉強頑張ろうかな」と思う出来事があり、真面目に取り組むようになって成績が上昇。上位3分の1くらいを定位置にすることができました。
下位入学でも、「熱望校に入った!」という喜びで頑張ることのできるお子さんも、きっとたくさんいると思います。
中1の終わりの成績が、定着してそのまま推移することが多いという話も聞きますが、
あくまで傾向は傾向、自分の子が傾向通りになるか、私のように傾向と外れるようなことになるかはわかりませんよね。
最後は、その子自身と親が後悔ないよう決めるしかないのはわかっているのですが、ついツラツラと考えてしまうのでした(;'∀')